解説 / 2026-07-30
耐水圧 20,000mm は何を意味しないのか
試験法(JIS L 1092 A / B、ISO 811)の違いと、数値を横並びで信じてよい範囲について。
カタログの「耐水圧 20,000mm」という数字は、それ単体では性能の序列を保証しません。 耐水圧の測定には JIS L 1092 の A 法(低水圧法)・B 法(高水圧法)、ISO 811 などの 複数の試験法があり、どの方法で測ったかによって同じ生地でも数値が変わるからです。
fmfm-dex では耐水圧・透湿の値に測定法(waterproof_method / mvtr_method)を
併記しています。まずは実際のデータで見てみます。
同じ「20,000mm 級」でも、試験法の欄が違えばそれは同じ土俵の数字ではありません。 また「非公表」(メーカーが数値を出していない)と「未収録」(fmfm-dex がまだ確認 できていない)は別の状態です。空欄にしないのは、この区別こそが比較の前提だから です。
数値より先に見るべきもの
3 レイヤーか 2.5 レイヤーか、シームテープの仕様、ジッパーの止水方式——耐水圧の 桁より、こうした構造のほうが実使用の快適さを左右します。たとえば定番のこれ:
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